中国経済の発展は今年に入り新たな、良い方に向かっている。外資系金融機関は最近、一斉に今年の中国経済成長の予測値を引き上げた。
国際的な投資銀行であるモルガン・スタンレーはこのほど発表した研究報告の中で、中国の第1四半期の経済は予想以上の好調ぶりで、新産業の投資の原動力が旺盛であったこことから、通年の経済成長の予測値を0.5ポイント上方修正するとした。またJPモルガン・チェース、HSBC、野村などの外資系金融機関も中国のGDP成長率の予測値を引き上げた。
複数の研究報告によると、中国経済は政策支援、市場の活力、産業のモデル転換などの相乗効果により、多くの分野で高い強靭性と潜在力を示している。
ゴールドマン・サックスは研究報告の中で、人工知能(AI)は2030年までの毎年、中国のGDP成長率を0.2−0.3ポイント引き上げると予想した。HSBCは研究報告の中で、中国の一連の安定成長政策の実施は技術イノベーションを力強く支え、企業の信頼を大幅に深めるが、これはより全面的な成長の一助になるとした。
外資系金融機関は、各種マクロ政策の持続的な奏功がより多くの積極的な要素を蓄積し、中国経済の持続的な回復と好転を促すとの見方を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年3月31日
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