2月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は前月比1.1ポイント上昇の50.2と、50以上の景気拡張区間に戻り、3カ月ぶりの高水準となった。持続的に安定化し好転する中国経済の積極的なシグナルを発信した。
米紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」は、「米国の関税措置のショックを受けながらも、中国の製造業活動は2月に予想を上回り、景気拡張を実現した。これは政府が昨年秋に刺激策を開始した後の中国経済の強靭性を示した」と伝えた。
同紙はさらに、「最近の一連の積極的な指標が、中国経済の持続的な回復を示したことから、野村證券は2025年の中国経済成長の予想値を上方修正した」と報じた。中国物流・調達連合会の何輝副会長は1日、PMIデータについて解読した際に、「今後は内需拡大及び投資安定化関連政策の持続的な推進に伴い、中国経済の持続的な好転及び回復の基礎がさらに固まる見込みだ」と分析した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年3月3日
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