中国人民政治協商会議全国委員会(全国政協)委員で、華中農業大学校長の厳建兵氏は自身の研究成果に基づき、高タンパク質トウモロコシの加工及び応用について提案・献策する。
厳氏のチームは先ほど、トウモロコシ粒の水分を減らす重要な遺伝子を発見した。収穫期のトウモロコシ粒のスムーズな脱水を実現し、機械化収穫水準を大幅に高めることができる。
厳氏は両会(全国人民代表大会・中国人民政治協商会議全国委員会)を控え、海南省を訪れ、高タンパク質トウモロコシの普及及び産業チェーン拡張に取り組む川下企業の調査・研究を行った。
調査・研究の結果によると、高タンパク質トウモロコシは現在、一般的なトウモロコシと混ぜて植えられ、混ぜて収穫、貯蔵されている。飼料工場での加工でも一般的なトウモロコシと混ざっており、高タンパク質トウモロコシの価値が顕在化していない。
厳氏は現状を踏まえ、今年の両会で高タンパク質トウモロコシの産業化応用に重点的に焦点を絞り、栽培・備蓄・加工を一体化させた標準的な閉ループ産業チェーンの構築を促す予定だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年3月3日
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