japanese.china.org.cn |08. 05. 2025 |
第二次世界大戦の勝利の成果を共に守る、中国国連大使が主張
タグ: 第二次世界大戦 ファシズム 歴史観
中国網日本語版 | 2025-05-08
中国の傅聡国連大使は7日、第二次世界大戦の犠牲者を追悼する国連総会において、「国際社会は第二次世界大戦勝利80周年記念を契機とし、第二次世界大戦の正しい歴史観を共に発揚し、第二次世界大戦の勝利の成果を共に守るべきだ」と発言した。傅氏の発言の要旨は下記の通り。
世界の人々は80年前に血みどろの奮戦を経て、ファシズムを徹底的に打ち破り、正義が悪に勝ち、光が闇に勝ち、進歩が反動に勝つ偉大なる勝利を収めた。東方の主戦場である中国は3500万人以上の死傷という甚大な犠牲を払い、日本軍国主義の主要兵力と戦い、世界反ファシズム戦争の勝利に不滅の貢献を果たした。
第二次世界大戦の勝利は平和と発展の新たなページをめくった。80年後の今日、世界は新たな動乱・変革の時代を迎えている。一国主義が横行し、覇権的な行為がまかり通っている。国際社会は第二次世界大戦勝利80周年記念を契機とし、歴史を鑑とし初心を思い起こし、時代の重責を担い光ある未来を切り開くべきだ。
第二次世界大戦の正しい歴史観を共に発揚しなければならない。歴史を正しく認識して初めて国連憲章の「戦争の惨害から将来の世代を救う」という崇高な理想を実現できる。第二次世界大戦の歴史を矮小化、否定、歪曲するすべての企てと営み、侵略戦争と植民地支配を美化するすべての言論は歴史への嘲弄と人類の良識への侮辱であり、必ず世界の人々から信頼を失う。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年5月8日