日本の複数の関係者は「環球時報」の特派員に対して、米国の関税によりその生活状況がさらに悪化すると述べた。「環球時報」が伝えた。
記者の調べによると、多くの日本人は現在家計に苦しんでおり、テレビのインタビューに応じた年金生活の高齢者は「米が高くて買えず、食事が難しくなった」と不満を漏らした。ある日本の経済学者は、米国の関税は日本で悪循環を起こすと予想した。これは投資家が米国の物価高騰を受け、FRBが利上げにより対応すると予想することでドルの需要が増え円安が進行し、日本の輸入品の価格がさらに上がるということだ。
最初に値上げが避けられないのはパンやパスタなどの主食だ。これは日本が主に米国から輸入する小麦をその原料としているからだ。米国産の大豆価格が上がる可能性があり、豆腐や納豆といった大豆製品も影響を受けやすい。日本の畜産業の飼料は輸入に依存しているため、鶏卵や牛肉の価格も大幅に上がる恐れがある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年5月6日
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