世界の金融市場の変動が激化し、リスク回避のムードが高まる中、外資は人民元建て債券への投資を加速し続けている。
データによると、第1四半期に外資による人民元建て債券への投資が増加した。外資による2−3月の国内債券純買い増し額は、前年同期比84%増の269億ドルにのぼった。4月1−18日はさらに大幅に増加し、332億ドルとなった。
取材に応じた専門家は、「中国の安定的なマクロ経済、予見可能な政策環境、安定的な為替レートにより、人民元建て債券はグローバル投資家の資産配分最適化及びリスク相殺の重要な選択肢になっている。また為替スワップによる裁定取引の機会と金融市場の開放の持続的な深化は、人民元建て債券の海外投資家への魅力をさらに高めた」と述べた。
中国債券市場の総規模は現在183兆元で、世界2位。中国債券市場の対外開放は安定的で秩序正しく、海外機関が積極的に参加している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年4月29日
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