商務部の報道官は16日、「中国が米国に輸出する一部商品の関税が、さまざまな名目により合計で245%にのぼっていることに中国側は注意している。これは米国側による関税の道具化と武器化が理性のかけらもない程度に達したことを十分に露呈した」と述べた。
報道官は記者からの「ホワイトハウスの公式サイトは米国時間15日、重要鉱産物及び派生商品に対する232条調査に関するリストを発表した。中国が米国の相互関税に報復措置を講じたため、中国からの輸入品に最大245%の関税が課されるとした。商務部は本件についてどのように論評するか」という質問に対して上述の通り回答し、次のように続けた。
中国側はこれまで、米国の一方的な追加関税について何度も立場を表明してきた。米国側のこの何の意義もない関税の数字遊びを中国側はまったく相手にしない。しかし米国側があくまでも中国側の権益への実質的な侵害を続ければ、中国側は断固対抗し最後までお付き合いする。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年4月17日
![]() |
![]() |
![]() |