第14期全国人民代表大会(全人代)第3回会議の審議に提出された政府活動報告は、2025年の経済成長目標を5%前後とした。中国人民政治協商会議第14期全国委員会(全国政協)委員、南方科技大学副校長の金李氏は、新華社の6日の「中国経済円卓会」大型オールメディア・インタビュー番組で、「5%前後は中国経済の潜在的な成長力と合致し、有利な要素に支えられ、中長期発展目標とも結びつく」と述べた。金氏の発言内容は下記の通り。
中国経済は2024年に全体的に安定し、安定しつつ前進し、強靭性と改革の成果が目立つ答案を出した。中国の国内総生産は24年に初めて130兆元を突破し、第4四半期には経済成長率が5.4%に上がり、25年の発展に向け確かな基礎を固めた。
外部の圧力が強まり、内部の問題が増える状況下、昨年の5%という経済成長は得難いものだ。これは中国経済の強靭性と潜在力を十分に示した。経済成長目標の継続は経済回復・好転の確かな基礎をさらに固め、かつ第14次五カ年計画(2021―25年)の順調な締めくくりと第15次五カ年計画への順調なバトンタッチに期待安定の支えを提供する。
中国の新たな質の生産力の成長が加速し、新興産業及び消費分野などが経済の質の高い発展に新たな活力を注ぎ、マクロ政策が共に奏功し大きな力を形成する。多くの有利な要素が、今年の経済成長目標の達成を後押しする。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年3月7日
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